マグカップ

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「AI」という言葉はこの作品で知りました。公開当時はまだデジタルとアナログの間の世界で、この映画の世界観がなんだか居心地が悪かったのを覚えています。あれから何年も経ち、生活の中にすこしずつAIが入り込んできています。そんな現代で見直してもみても、やはりこの作品は居心地が悪かった。その居心地の悪さを感じる自分にすこし安堵する自分もいたりします。とても不思議な気持ちになる物語です。さすがスピルバーグ。生き物である人間がいちばん残酷でいちばん悲しい存在だと思いました。オスメントくんもジュードロウも、すばらしい。

A. I.

A. I.

4.0

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